WEBエンジニア勉強会にお邪魔してきた話

気がつけば前回からだいぶん間が空いてしまったのですが、これ行ってきました!

web-engineer-meetup.connpass.com

 

私自身、こちらのイベントは7回目(多分)に1回参加して、今回が2回目です。
会場も広く、前回以上に大盛況!初心者歓迎ということもあってか、参加者はお若い方が多かった印象です。

最近新しく業界に入ってくる人たちのコミュ力の高さというか、横のつながり積極的に作りに行くスタンスがすごい。

開催レポートはOSCAさんが書いてくださっているので、内容が気になる!という方はこちらをご覧いただくと話が早いかと。資料へのリンクもがっつり貼ってくださってます。

techblog.oscasierra.net

 

 

私からは参加者目線での雑感など、簡単にお届けできればと思います!
以下、枠ごとの感想です。

WEBサイトが「できた!」と安心する前に最終チェックすること

主催のOSCAさんの登壇です。個人的には今回、一番刺さったお話でした。
特にWebサービス納品するSIerさんは要チェック。

内容的には

  • Favicon(とか、apple-touch-iconとか)
  • sitemap
  • metaタグ

などなど、ちゃんと準備しましたか?という感じ。

この記事とか内容的には近いかもしれません。

qiita.com

要件定義から含めておくのが理想……とはOSCAさんの談ですが、抜けやすいんですよねえ。共感しすぎて呟きが止まらなくなりました。

今回WEBエンジニア歴1年未満の方も多かったとのことで、非常に有意義な時間だったのではないでしょうか。

 

Docker Compose 利用者から見た Kubernetes 開発環境構築入門

流行りの(?)Kubernetesについて。

Kubernetesの基本的な考え方はもちろん、Docker Composeと比べて何が嬉しいのかや、移行の手順についても盛り込んでくださっていて、とっつきやすいお話でした。

個人的にコンテナオーケストレーションはそこまで興味がない分野でして(Docker Composeは業務で仕方なく使っている)、「もうちょっと熟れてきてから触ればいっかなー」みたいな考えでしたが、発表を聞くとぼちぼち勉強するタイミングが来ているのかな?なんて思います。コミュニティで盛り上がってるレベルから、実務で普及するフェーズに入ってきているというか。

特にミッションクリティカルなサービスを作っている場合など、「プロの仕事」としてサービスを作るのにお役立ちですね。

 

Webエンジニアの常識とは?

一言で書くと、「基礎は大事」という内容でした。

確かにWeb界隈の技術的なトレンドってビックリするくらい変化が激しいですよね。

特にフロントエンドは毎年違うフレームワークなりライブラリなりが推されていて、もはや訳がわかりません。Nuxt.jsとか「気がついたらそこにいた」みたいな……

そんな中でも基礎はそこまで変わっていない、というのはまさにその通りだと思います。新人の頃に覚えたStrutsの内部構造はもはやほとんど役に立ちませんが、「HTTPリクエストとはなんぞや?」というのは今でもバッチリ使ってます。

「基礎は大事」って言葉だけを見ると当たり前に感じてしまいますが、折に触れて確認したいポイントです。久しぶりに座学のお勉強もしたくなりました。

 

モノ作りができるエンジニアになること

「肝心なのはエンジニアになった後」「一人でモノ作りができると強いぞ」という強烈なメッセージを受け取った10分間。

これもITエンジニアとしてこれから頑張ろう!という方にとって、すごく良い時間だったのではないかと思います。

インフラからフロントまで通しで面倒見ていけると、仕事の幅が広がりますよね。開発部隊が小さいベンチャーとか、基本設計的なところとか。あと純粋に楽しい。

 

garoonからgoogleに!(カレンダー移行)

結論:Goはいいぞ!

Goでカレンダー移行をした話です。

時間的な制約もあって超特急の発表でしたが、手順をしっかりと踏んだスライドが素敵でした。

 

覚醒するアクセシビリティ

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やりたかっただけですごめんなさい。

とまあ冗談はさておき、アクセシビリティユーザビリティ以前の問題!というお話でした。5分という短い枠でしたが、熱いトークだった……!

アクセシビリティ周りって調べてもまだまだ資料が少ないんですよね。もっと長い枠でがっつりお話伺いたかった。

 

リーダブルコード

タイトル通り、可読性の話。

読みやすいコード書こうぜ!にとどまらず、「チームとしてコーディング規約をちゃんと纏めていこう」とか「それでもコードレビューは揉めるもの」とか、より実践的なチーム開発の場を想定してお話くださったのが印象的でした。

自分自身のコードレビューを振り返ると「好みの問題かもしれませんが…」みたいなエクスキューズをよく置いてしまっていて、チームとしての方針をきっちり整理しておくことでより有益・客観的な指摘ができるのかなーなんて。

 

まとめ

いやあ、行って良かった(小並感)

会場の雰囲気がすごくオープンで、登壇者の皆さんもイベントの成功にすごく協力的な雰囲気。巻きで進めた後半の疾走感がすごかったです(笑)

いいコミュニティだなあ、なんて勝手に和んでおりました。

 

発表テーマは初心者の方にも優しい内容が多かった感じ。

私自身はそろそろ初心者名乗れなくなってきてますが、「できてるつもり」のポイントを再確認する良い機会になりました。

 

(今回不参加でしたが)懇親会も登壇者との距離感がかなり近かった記憶があります。
勉強会に行ってみたいけど、丸一日のカンファレンスはちょっと重いかも……みたいな方にも猛烈にオススメしたい!

次回は10月末〜11月とのことで、予定が合えばまた是非参加させていただきたいなと思います。

 

では、今回はこの辺りで。